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うちのメイドさん 8
連続更新中です。

だれも頼んでいないって?

まあまあ、そう言わずにお付き合いくださいませ。

以下の二次創作はいつも以上に妄想の度合いが激しいです。
時代も二人が置かれている状況も違います。
大丈夫よーという方はおすすみくださいませ。
初めての方はカテゴリ”ナオキヴィッチ”からどうぞ。




コトリーナは体を動かすことは好きだ。
紹介されて来たとはいえ、メイドの仕事を彼女は好んでやっていた。
しかし、その覇気は今は微塵も見られない。
今日も箒を握り締め、コトリーナはため息をついていた。

「コトリーナ」

呼ばれた方向に顔を向けると、そこにはスドーが立っていた。

「ちょっと書斎まで来てくれないか」

「はい」

コトリーナが握り締めたままだった箒をそのままに歩き出すと、傍らで見ていたシッミーがあわててそれを取り上げた。

*****

スドーから言われたとおりの道を馬車で行くと、大きなお屋敷が見えてきた。
いわゆる高級住宅地。
スドー家も立派な屋敷ではあったがここに並んでいる家は、一回り大きい。
しかもシンプルな屋敷が並ぶ通りで、赤い屋根のそのお屋敷は一際目立っていた。

「ここに一体何の用があるんだろう…」

車窓をあけて眺めながらコトリーナは呟いた。
使いを頼まれるのは初めてのこと。
そもそもメイドである彼女が使いに出ること自体が、珍しいことだ。
心配顔の彼女に、スドーが言ったのはたった一言。

とにかく行けばわかるから。

コトリーナは大きく深呼吸をすると、呼び鈴を押した。
一体ここが誰のお屋敷なのか。
自分は何をしに来たのか、わからないままに。

「はーい」

呼び鈴と共に出てきたのは、小柄な女性だった。
女性は栗色の髪をカールさせて、明らかに高級そうな洋服を身にまとっている。
メイドではない、瞬時に判断したコトリーナは慌てて頭を深く下げた。

「スドー様からの言いつけで参りました」

「まあまあ、顔を上げて頂戴」

朗らかな声にほっとして顔を上げると、女性は満面の笑みを浮かべてそこに立っていた。
笑うと目じりが下がって柔和な表情の彼女からは、なんとも表現しがたい気品が漂っていた。

「コトリーナちゃんね?」

「はい」

女性の正体も、自分に何が起こっているのかもわからないまま、コトリーナはただ頷く。

「はじめまして、ナオキヴィッチの母です」

女性の口から出たその言葉を理解するのに、コトリーナは1分ほど時間を要した。

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(非公開コメント受付中)

プロフィール

わさこ

Author:わさこ
はじめまして!こんにちは!
こちらはイタズラなkiss中心の 二次創作ブログです。
ごゆっくりどうぞ。

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starlight_wasako☆yahoo.co.jp まで。

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