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キスだけじゃ物足りない





パジャマ姿の俺達は、ベッドの上にいた。
いつもと違うのは、琴子が俺の膝の上にごろりと寝転がっていること。
俺を下から見上げるのは、琴子いわく”おねだりしやすい”らしい。
彼女の口から今夜はどんなことが飛び出すのか…。

「ねぇねぇ!お願い!」

「ダメだ」

やはり来たか。
俺はきっぱりと断った。
琴子のお願いを聞いて、散々酷い目にあったことが俺のトラウマになっているのかもしれない。

「まだ内容を言ってないじゃない!」

「…言えよ」

「えへへ、触ってもいい?」

「…は?」

俺は琴子の言ったことがわからず、手にしていた雑誌から顔を上げた。
俺の膝に頭を乗せた彼女は、ご満悦の様子だ。

「ねー、ちょっとだけ」

「お前、酔ってる?」

「ねー、いいでしょう?」

「…ったく、どうぞ、奥様」

サイドテーブルに雑誌を置くと琴子は俺の膝の上から降りる。
琴子はにこりと笑うと、俺の隣にもぐりこんできた。
そしてその手を、俺の顔に近づけてくる。
何だ、触りたかったのは俺の顔だったのか。

「入江くんのお鼻、好き」

「うん」

琴子は左手で俺の顔を固定し、右手で触れている。

「鼻筋が通ってて、すーってして、カッコいい」

琴子の華奢な指が上から下へとせわしなく動き、俺の鼻筋を何度もなぞる。

「それから、目ね」

俺は危険を感じて、目を閉じた。
だが、予想に反して琴子の指は俺の瞼に優しく触れる。

「この切れ長の目も…男らしい眉毛も…好き」

俺の顔に触れている琴子がどんな顔をしているのか、見てみたくなった。
ただ顔に触れられているだけなのに、何故こんなにも胸が高鳴るのだろう。
目を閉じている時間が長く感じられる頃、琴子の指はようやく目元から口元へ写った。

「やわらかいのよね、入江くんの唇」

お前のほうがやわらかいけど、と思いながら琴子の行動を俺はじっと見ていた。
すらりと長い指で俺の唇の輪郭をなぞる。
琴子の表情は情熱を帯びているというわけではなく、むしろ冒険心一杯の目だ。
つまり、俺の顔を観察して遊んでいるわけだ。
琴子がそのつもりなら、俺も反撃してやる。

「ひゃあ!」

琴子の指を舌先で舐めてやった。
一瞬にして引っ込んだ指を、今度は俺のとしっかり絡める。
そのまま抱き寄せ、琴子に口付けた。
ちゅ、ちゅ、と音を立てて角度を変えながら何度も軽いキスを。
それから上唇を食み、下唇を食み、やわらかい感触を楽しむ。
わずかな隙間に舌を差し込むと、琴子が迎え入れてくれた。
歯列なぞり夢中で絡め、吸い取る。

「ふっ」

琴子の小さな声も漏れるとともに、俺は自分が欲情していくのを感じた。
それは、琴子も同じだろう。

「触ってもいい?」

先ほど俺が聞かれた台詞を、俺も琴子の耳元で囁く。

「どうぞ、旦那様」

琴子は頬を赤らめて、俺を抱きしめてくれた。
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わさこ

Author:わさこ
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こちらはイタズラなkiss中心の 二次創作ブログです。
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