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うちのメイドさん 15
ここまで来ると、楽しくて仕方がなくなってきました。
キ ム サ ム ス ン というドラマを皆様はご存知でしょうか。
シゲーオが働いているレストランを思い浮かべたとき、私はこのドラマの舞台が思い浮かびました。
(ご存じなくても話の流れとはぜんぜん関係ありませんので、大丈夫です)

いつも以上に妄想が激しいものです。
続いてますので、初めての方はカテゴリ”ナオキヴィッチ”からどうぞ。






週末の夕食時ということもあってシゲーオの店はいつも以上に混雑していた。

「ナオキヴィッチ様、混んでいますから」

コトリーナは店の様子を見ると慌てて、馬車へ戻るよう促した。
貴族であるナオキヴィッチに、村人達で溢れかえる店に案内するわけにはいかない。
ところが、ナオキヴィッチは首を振った。

「お前の親父さんとどうしても話がしたいんだ」

「話なら今じゃなくても良いじゃないですか」

「いいや、急がないとお前の…」

「あたしの?なんですか?」

店の中の雑踏のために、ナオキヴィッチの声は最後まで聞こえなかった。
二人は案内されるまま席へ向かう。
混雑している店内でコトリーナに気づいた顔見知りの店員が現れた。
シゲーオに声をかけたものの、閉店まで待っていてほしいと言われたという。
コトリーナはそれを聞き、慌てて厨房のほうへ行こうとした。

「ナオキヴィッチ様を待たせるわけには行かないわ、あたしからお父さんに…」

しかし、ナオキヴィッチの手が強くコトリーナの手とつながれているせいで前に進めない。

「待とう、コトリーナ」

いつもとは違うナオキヴィッチの様子にコトリーナも頷き、座りなおした。

*****

やがて、店は閉店時間を向かえた。
シゲーオは見習い達に指示をすると、コック帽をとる。
そして、厨房の片隅で並んで座っている若い二人を見やった。
シゲーオに面会を申し出て、閉店まで静かに待っていた娘とその客人である。

「お待たせしました」

挨拶をしながら娘の隣に座っているナオキヴィッチの顔を見て、シゲーオは息を呑んだ。
今まで見たこともないきれいな顔立ち、優雅なたたずまい。
男性のシゲーオでも見惚れるような男前である。

「この度は、うちのコトリーナがとんでもないことをしでかしまして!」

シゲーオは突然そう言うと、その場で深くお辞儀をした。

「お、お父さん!」

「今回はどんなドジをやらかしましたか?」

どうやらナオキヴィッチをコトリーナの雇い主だと思っている様子。

「仕事の話ではないのです」

ナオキヴィッチは、座っていた椅子から立ち上がった。
隣にいるコトリーナは何がなんだかわからないままだが、とりあえずナオキヴィッチと一緒に立ち上がる。
ナオキヴィッチはコトリーナの手をとり、シゲーオに深く頭を下げた。

「お話があります」

「話?何でしょうか、ここではなんですので…」

テーブルに案内しようとするシゲーオを遮るように、ナオキヴィッチは言った。

「お嬢さんと結婚させてください」

”オジョウサントケッコン”

ナオキヴィッチの言葉は、聴きなれない暗号のようになってコトリーナの頭の中を駆け巡っていった。
それは父親であるシゲーオも同じである。
長期休暇をもらってきて、コトリーナは首になったのだと思い込んでいた。
だからてっきり雇い主が怒鳴り込んできたのだと思っていたのだ。
まさか、ナオキヴィッチの口から結婚話が出るとは。

「ケッコンって、あの結婚ですか」

「はい」

「うちのコトリーナと」

「はい」

シゲーオはナオキヴィッチの隣に立っているコトリーナをちらりと見た。
ナオキヴィッチと繋がれている手がかすかに震えている。

「向こうでお話しましょう」

シゲーオはそう言うと、改めてテーブル席へとナオキヴィッチを案内した。
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Tさま
初めまして!こんばんは。
コメントありがとうございます。”メイドさん”はいつも以上に手探り状態なので、とっても嬉しいです。

突然のプロポーズ は本当にナオキビッチらしいですよね。
「順序が違うだろー」と心の中で思いながら、楽しんで書いています。

この辺が一応一番の盛り上がりどころ(な、はず)ですので、楽しんでいただけて幸いです。
また遊びにいらしてくださいね!お待ちしております。
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わさこ

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