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うちのメイドさん 19
小さく説明しておきますと、馬車→汽車→馬車、というルートでたどり着いたことにしてあります。
なので、間違ったわけではありません。

こちらはいつもよりも妄想激しいものです。
大丈夫な方のみお進みくださいませ。
初めましてのかたはカテゴリ”ナオキヴィッチ”からどうぞ。



コトリーナの言った通り、ナオキヴィッチから再度結婚の話を聞いたシゲーオは二つ返事で喜んだ。
突然やってきたナオキヴィッチに初めは戸惑い、疑ったシゲーオだがその真剣なまなざしと、仲睦まじく寄り添う姿にすっかり安心したのだ。
ナオキヴィッチとコトリーナは、翌朝イリーエ家に向かうことになった。

「何だか急な展開…」

初めて乗る汽車の一等席に慣れないコトリーナ。
きょろきょろと見回しつつ、隣で涼しげな顔をしているナオキヴィッチにわからないように小さく呟いた。
窓の外から流れる景色は、見覚えがあるふるさとがどんどん遠ざかっていく。

「俺も実感がないけど」

ナオキヴィッチはくすりと笑い、コトリーナの肩を引き寄せた。

「少し眠れば?」

昨夜から続く急展開に、睡眠不足なのであろう。
朝食を食べていたコトリーナがあくびを何度もしていたのを、ナオキヴィッチは見逃さなかった。

「眠れないです、興奮しちゃって」

「肩を貸すけど?」

「余計眠れないです」

そう言っていたわりに、コトリーナは直ぐに寝息を立て始めた。
彼女が眠りやすいように姿勢を直すナオキヴィッチ。
可愛らしい寝顔を笑顔を浮かべてしばらく眺め、そっとその頬にキスを落とした。
イリーエ家に帰ってからは、慌しくなるだろう。
コトリーナを一目で気に入り、自分好みの女性に仕立て上げてしまった母親はともかく、父親にメイドとの結婚を許してもらえるだろうか。
もしかしたら簡単には認めてもらえないかもしれない。
けれども、必ず認めてもらう、と強く思い直すナオキヴィッチ。

「ナオキヴィッチ様…」

小さく名前を呼ばれたが、声の主はしっかりと眠っている。
寝言でも自分の名前を呼ばれたことに、ナオキヴィッチの胸は自然と高鳴った。
帰宅してからのことを考えると重い気分になるが、今、この時間だけは二人きりで安らかな時間を過ごしたい。
規則正しい健やかな寝息を立てるコトリーナの方へ自分の頭をそっともたれかけると、ナオキヴィッチも夢の中へ旅立った。

*****

「お帰りなさい」

ナオキヴィッチの後ろに立っているコトリーナを見たノリーは、満面の笑みで出迎えた。

「待ってたのよ、コトリーナちゃん!」

「奥様、あの、私…」

ナオキヴィッチに連れられてやってきたものの、気が引けたコトリーナは、これまでのことを説明しようと口を開いた。
そんなコトリーナの様子に、ノリーはにこりと笑う。

「お茶にしましょうか、疲れたでしょう?」

急かさなくとも、きっと良い報告が聞けるだろうと思うノリー。
折角だからゆくりとお茶を楽しみながら話を聞きたい。

「親父は?」

「まだ書斎にいるわ、仕事中だから後にした方が良いと思うけど」

ナオキヴィッチはため息をつき、ノリーは苦笑した。
もしかしたら…、という思いもあって、夫に日ごろからナオキヴィッチとコトリーナの話をしてきたノリー。
しかしどんな反応をするか不安はあった。

「その前に私にお話を聞かせて頂戴」

作戦が必要かもしれない、と思いながらノリーは二人と共にテーブルに着いた。
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わさこ

Author:わさこ
はじめまして!こんにちは!
こちらはイタズラなkiss中心の 二次創作ブログです。
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