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はじまりのキスは目を閉じて 1
ちょっとばたばたしております。
更新が遅くなってしまいました。

お題ですが、今回は読みきりではありません。
珍しく続くのですよ…奥さん…。







待ち合わせの時間ぴったりに、琴子は大学の正門までやってきた。
余裕をもって向かおうとしていたというのに、幹や啓太を初めとするいつもの看護科の面々に捕まっていたのだ。
看護科の面々は鋭い、と琴子は思う。
直樹と約束しているときに限って、いろいろと話しかけられる。
琴子が気にしていた通り、直樹は正門にもたれるようにして琴子を待っていた。
琴子の姿を見つけると、正門につけていた背を動かす。

「ごめん、遅くなって」

琴子がそう言うと、直樹は黙って歩き出した。

「行こうか」

「うん」

二人が並んで歩き出しても、手が差し出されることはないし腕を組むこともない。
それは二人の中のルールだった。
他の学生と一緒の大学では駅に向かうバスを乗るまでは、手を繋いだり腕を組んだりはしない。
いろいろあって、食堂で抱き合ったり琴子が一方的に学内で腕を組んできたこともあったが、それもそれっきり。
言い出したのは直樹だった。
その話を聞いたときには不満に思った琴子だが、大学でいちゃついたりしてこれ以上噂になりたくない、という直樹の言い分も判るような気がした。
二人が夫婦だというのは周囲の学生にとっては周知の事実だったが、些細なことで噂になるとお互いの勉学に支障を来たしかねない。
直樹の言い分だったが、それは琴子も同じだ。
そんなわけで、二人の両手は今お互いを掴むことなくぶらぶらと揺れている。

「もうバス来るかな?」

教科書が入った鞄は、文学部のときとは比べ物にならないほど重い。
琴子はよいしょ、と呟きながら鞄を肩に掛けなおした。

「入江くん」

「ん?」

バス停の前で二人が並んでバスを待つ。
些細なことだけれど、琴子はそんな今の状況が無性に嬉しくなって隣に立っている直樹の名を呼んだ。
直樹はいつものように無表情で琴子のほうを向いている。

「あのね、今日はどこに行くの?」

琴子から待ち合わせの提案をすることはよくあったが、直樹がそれを言い出すことは少ない。
しかも、昨日の夜から直樹は提案したのだ。

「今日は何の日?」

直樹からの問いかけに、琴子は目を丸くした。

「え、入江くん…日テレのワイドショーでも見てるの?」

「はあ?」

「だってそういうコーナーがあるんだよ、ヒデさんとね…」

勉学にいそしんでいるはずの琴子に、何故そんな時間があるんだ。
口に出していない直樹の疑問を、琴子は察したらしい。
夏休みにたまたま見たのだと、口を尖らせながら言った。

「で、今日は何の日?」

直樹からの二度目の質問にも琴子は答えが出すことが出来ない。
首をかしげたまま直樹を見上げると、直樹はにやりと笑った。

「記念日大好きなお前が、今日はすっかり忘れているなんてな」

「だって、だって」

琴子が反論しようと直樹に声を上げたとき、丁度バスが来た。

「ほら、乗るぞ」

「う、うん」

釈然としないまま琴子は直樹と共にバスに乗り込む。
医学部と看護学科は他の学部よりも授業が立て込んでいることもあり、他の学生よりも帰宅時間はやや遅い。
バスの中は、数人の乗客が乗っているものの斗南大学の学生は見当たらなかった。

「座ろうぜ」

空席を見つけると、直樹は素早く琴子の手を握り締めた。

Secret
(非公開コメント受付中)

こんばんは
今日は何の日・・・って、もしかして・・・・

琴子が直樹にラブレターを渡しそれを受け取らずに
直樹がこっぴどく振った日かな・・・・?

直樹と琴子が初めてキッスをした日かな・・・・?

直樹が琴子にプロポーズをした日かな・・・・?

それとも・・・・入江家と相原家が同居をする事になった日かな・・・・・?

と色々思っています・・・・。


とにかく、今日は何の日でしょうか・・・・?気になります・・・。
ゆうさま
コメントありがとうございます、そしてお返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

何の日だったのか、いろいろ予想をしていただいて嬉しかったです。
二人にはいろんなエピソードがありますから、いろいろと妄想しがいがありますよね。
秋といえば、この日かなって思いまして。
(それ以外にもいろいろあるんですけどね。
思えば、こんなに記念日が沢山あるカップルも素敵ですよね!
やっぱり、少女マンガ、ていうか イタ キス 万歳!って思ってしまう私です。

また遊びにいらしてくださいね、お待ちしております。
プロフィール

わさこ

Author:わさこ
はじめまして!こんにちは!
こちらはイタズラなkiss中心の 二次創作ブログです。
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