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1.朝のスイートキッチン
お題です。
短編ですので、このまま読んでいただいて大丈夫です。
一応インデックスありますので、よろしければどうぞ。




「おはよう、琴子ちゃん」

キッチンへと入ると笑顔のおば様があたしを迎え入れてくれた。
あたしはなんだかぼんやりして、まだ頭の中の整理がつかない。
昨日、雨に当たったからかもしれない。
ぼんやりしながらおば様に応えた。

「おはようございます」

寝起きでぼさついた頭を手で梳かすと、あたしはおば様の隣に立った。
慣れた手つきで野菜を切るおば様の隣で、あたしは洗い物を手伝う。
育ち盛りの少年を含む男性3人がいる入江家の朝は、洗い物が多い。
おば様よりも遅く起きた朝は(大概そうなってしまうのだけれど)、あたしは洗い物を手伝うことにしている。

「よく眠れた?」

「いいえ、あんまり…」

つい本当のことを言ってしまうと、おば様はニコニコと笑った。

「昨日は素敵だったもの!よかったわね!」

「はい!」

おば様に言われて、あたしの頭の中は急にクリアになってきた。
夢なのか現実なのか実感がわかなかった、入江くんからの告白。
そしてプロポーズ。
幸せな一夜がもしかしたら神様が見せてくれた夢なのかもしれないって、つい先ほどまで思っていた。
けれど…。

「残念だったわね、お兄ちゃんもう会社よ」

「あ、いけない!お見送りしようと思っていたのに…」

がっくりとうなだれると、おば様はあたしの肩をたたいて励ましてくれた。

「これからもずっと一緒にいられるんだから!また明日お見送りすればいいじゃない。よかったわね、琴子ちゃん!」

「おば様!」

あたしは嬉しくて、洗い物が途中だったのにもかかわらずおば様に抱きついた。
だって、入江くんとの事をずっと応援してくれたおば様があたしと一緒に喜んでくれたのだ。
誰よりも応援してくれたおば様の笑顔は、あたしを幸せにした。
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わさこ

Author:わさこ
はじめまして!こんにちは!
こちらはイタズラなkiss中心の 二次創作ブログです。
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